花村陽介のMAX後のコミュが良すぎた
ちょっと今さっきゴールデンの新コミュやったんですけど、思った以上に胸の高鳴りとほとばしりがすごいので落ち着くために感想をまとめることにします。
陽介が来る前に、雪子と完二が先にコミュしに来て、それぞれすごく良いシナリオだったので陽介のやつもとても楽しみにしていたのですが、想像以上だった……
ちょっとあの、一言一言を舐め回していきたいのでお暇な方はお付き合いください。
ほぼコミュ内容を全文掲載してるのでネタバレまくってます。
未プレイの方ご注意ください。
「お前と二人で話すの、ナニゲに久々かもな。」
わしもそうだが陽介好きすぎる勢は夏にはコミュMAXになってしまうので、その後あんまり構ってくれなくて寂しい思いをしています。そのことを知っているのか公式!?と考えてしまう「ナニゲに久々」という言葉の破壊力。っていうか、普通に考えても陽介は一番最初のコミュ相手なので、一般プレーヤーでも割合コミュがMAXになるのは統計的に全キャラ中でも早いほうなのかもしれない。分かんないけど。
「ここんとこ、売場が結構忙しくってさ。相変わらず相談係みてーのもやってるし」
ジュネスの入り口かフードコートの二カ所にしか自由に行けない我が身のつらさよ。食品売り場などに入り込めたらしょっちゅうストーキングできるのになって思います。ていうかジュネスでバイトしたい。どのステ上げたらできるのだ?
つーか相談係って?例のシフトについてとかそういう相談ってこと?そんな役職ないよ?本当に高校生にして社畜ですよね。将来が心配になる。
>確かに、陽介は少し痩せたようだ…
あああああああ!!!!!(狂)
忙しいと痩せるのかよ!!!!ばか!!!人の性癖を軽率に刺してきてー!!!もう!!!!見せて!!!!浮いた腋の骨とかそういう諸々を見せて!!!!!
っていうか季節!!!!冬!!!!普通厚着してんから!!!服の上から痩せたの分かるとかどんだけ!!!ただでさえ細いのに…あああああガリガリ!!!ラブ!!!!
「お前にはメーワク掛けたよな。ジュネスのゴタゴタで、さ」
(選択肢)
「あん時は、何でこんな目に遭うんだってイライラしっぱなしだったな」
そんなにイライラしてる描写されていない気がしていたんですが、やっぱりイライラしてたんですね。それはそうだろうと思うけど、主人公が声を荒げるまで、冷静に大人の対応してたから、ここに来て初めて本音を聞けたような気がして嬉しい。
何でこんな目に遭うんだって、そりゃ思うよなあ。かわいそうに。まだ高校生なのに。
「店長の息子ってだけでコキ使われて、その上、色んなヤツが自分の都合、押しつけてきてさ…」
でも当時、バイト上がりに会って夜話したときとかも、愚痴らしい愚痴は言ってなかったよね。ほんと偉いと思う。
ていうか「色んなヤツが」ということはやはりあのときの嫌な二人組女子以外にも、陽介に自分の都合あれこれ言ってくる奴はいた(というか現在進行形でいる)んだと思うと……。
「誰も、人のことなんか考えてねえって思った」(俯いたまま首を振る)
ここで「俺のこと」とならないところが陽介の良いところ。
自分じゃなくて、多分他のバイトや社員とか、クマのこととか、お父さんのこととか、もしかしなくてもジュネスの経営のことまで、いっぱいいっぱい陽介は考えているからこそ、そんな風に人のこと考えて損してるのは自分だけじゃねえかってイライラするんだろう、きっと。
「けどさ、今はちょっと違って…」(空を見上げる)
「やっぱ俺、一周回って、人に頼られんの好きだわ」
これ、この一言を、言えるようになった陽介が逞しいし、大きいなって思う。
これだけ苦労して、色んな人から色んなものを押しつけられて、一人でいっぱい抱えこんでイライラすることもいっぱいあるのに、頼られるのが好きだと言える器の大きさ。
「そーゆう自分を、浅ましいとかも思ったけどさ。単純に…頼られんの、悪くねえって思うし」
「人のためのほうが、頑張れるしさ…」
頼られたい、ヒーローになりたい→人のためじゃなくて自分が認められたいがためにそう思ってた、ウザいって言われるのはそういうところかもしれない→浅ましい(今時の男子高校生の口から、こんな言葉が出てくる驚き。この件について彼が一生懸命、いっぱい自問自答した結果の言葉選びな気がする)、かっこ悪い自分を認める→認めてみて、やっぱりそれでも純粋に自分は頼りにされるのが好きだし、誰かのためのほうが頑張れる。という気づきを得たということ
二次創作で「人のことを優先し自分のことをおろそかにしがちな子」という描かれ方をよくされている理由が分かりました。無印だけではここ、気づけなかった。
(主人公を見つめる)(主人公の頭の上に?)
「…菜々子ちゃんがさらわれた時、俺、意外と頼れる感じじゃなかった?」
(選択肢)
ここ、ドキリとしました!!
主人公が稲羽警察署に留置されてる中、菜々子が危ないと知った陽介は他の仲間と連絡を取り合い、主人公の元に駆けつけ、堂島さんに菜々子の危険を知らせています。多分ここのことを言ってるんだろうなと思うけれど、あのとき警察署の小部屋に閉じ込められてテレビに菜々子が映っても動けずにいた主人公の忸怩たる気持ちを思うと、本当に陽介が駆けつけてくれて嬉しかったんだろうと思う。
「ともあれ…さ。あん時は、結構頑張ったワケですよ」
「もちろん、菜々子ちゃんを助けたいとか、事件解決したいとか、そういうのも強かったけど…」
「お前が、ツライと思ったから」
>陽介は、穏やかに微笑んでいる…
これはもう主花主でしかない!!!!……とつい思ってしまうが、やっぱり陽介にとって主人公は(コミュ9で言ってた通り)特別な存在だし、主人公のために頑張ってたって言える陽介がなんというか…良い男だなあって思う。自分のために頑張ったって言われたら、絶対に嬉しいよなあ。わたしは嬉しかった。
っていうか今のところ雪子と完二しかMAX後のコミュ見てないけど、こんなに主人公(自分自身)にアプローチして来ないぜ普通??
「生田目を…落とすとかって時さ、俺、見えてなかったワケじゃん?」
「憎いとか、コイツが悪いとかで一杯で。考えるのを、やめてたんだよな」
ペルソナ4の主題は「考えることをやめないこと、考え続けることの大切さ」だと思っているんだけど、ここでまたそれが言われている。
生田目を落とす、という選択肢は、ここで事件を手打ちにして、思考を停止するという意味があった。霧というモチーフに隠れた真実を見つけ出すことを諦める、霧がかっているのを受け入れて生きてくということ。
でも陽介の立場だったら、思考停止に陥ってもおかしくなかっただろうなとは思う。自分が好きだった人に言い寄って振られて腹いせに殺した奴だと思い込んでる訳だし。それは怒りで見えなくなっても当然なんだろうなとは思う…菜々子がそうなっても冷静でいた主人公はやっぱりすごい。
「ジュネスのもさ、おんなじじゃねーかって、思うんだ」
「みんな自分の都合や保身ばっかだけど、”知らねーよ”でぶった切っちゃ、何も見えない」
「それじゃ、大事なことを見逃すし…自分に胸を張れない。頑張ったって、言えない」
面倒臭いことも、嫌なことも受け入れる勇気。人の言い分を聞き入れる寛容さ。
ここに至っての陽介は相当ステが上がっている…やっぱり主人公と対等でいるのなら、人間ステも上げていかなくてはいけないんだなあ…
というか「自分に胸を張る」というのが良いなあ。この場合の自分というのを、影村くんのことだと読み替えることもできますね。自分自身と向き合ったとき、恥ずかしくない自分でいたいってこと。
「俺は、頑張ってたいな」
「…大事な人に、喜んでもらいたいから」
>陽介は、晴れやかに笑っている…
「大事な人」って俺のこと!!?だよねだよね!この文脈はそうでしかないよね!!俺のこと見つめて笑ってるしね???
主人公に頼られたくて、つらい時に頑張って支えたくて、喜んでもらいたい……なんてこと言うんだお前、ほんと罪な奴だな。これでお前、つきあえないとか生殺しもいいとこ。
っていうか特別な存在から大事な人にランクアップしている…
「新しい…俺の、力?ハハッ…マジかよ、これ」
「…俺さ、この一年で感謝したい事、いっぱいあるけど、やっぱ一番は…」
「お前と出会えた事かもしんねえ」
あああ!!!!!!ずっと我慢してきたのに駄目だこれ!!!!主花だーーーーーーーーーーーーーーーー!!(ダン!)えんだああああああああああああ(流れ出すホイットニーヒューストン)
でもあの、本当にそうだと思うよ…。っていうかさ「嬉しかった事」とか「楽しかった事」じゃなくて「感謝したい事」なのがさ…陽介お前…なんなの?このメンタリティ高校生とは思えない…もうなんか…もう えらい
えらいよ花村陽介…
「お前が道まちがった時にはさ、今度は俺がぶん殴りに行ってやるよ」
「たとえどんなに地の果ての、真っ暗な場所までだってな」
「それが、相棒ってもんだろ?」
(選択肢)
これ伏線ですかね?ナミちゃん戦の…。
「今度は俺が」というのは、あの生田目の病室で主人公くんが「落ち着け!!」って陽介を(言葉で)ぶん殴って助けてくれたことの返しですね。あのとき止めてくれたことを、陽介は本当に感謝しているんだなあと伝わる。
っていうか本当に陽介は相棒大好きすぎてやばい。(やばい)
パッションが溢れ出た。やや燃え尽きました。
無印もすごい好きなんで、無印から入ってよかったなと今は思っておりますけども、このコミュをやって(沼の人みんなこれ知ってたんだ…ヒュウ……)と思いました。
こんな…この…すごいっすね!!!!主花…つーか花村陽介ってすごい、男子高校生とは思えぬメンタリティと、器の大きさと、包容力と深い愛情を持つめっちゃかっこいい男っすね。おめーすげーな!オラびっくりしたぞ!!