チラシの裏『今夜、はまぐりホテルで。』

気付けばイベントからゆうに2か月ほど経ってしまっていた。

しばらくイベント出る予定ないのでのんびり支部の更新やSS名刺など書きつつ酒を呑んだりゲームしたりしてたら2か月なんてあっという間ですよ。Jリーグも開幕したし1年なんてすぐだすぐ。桜も開花したし、もっと遊ばないといけない。そのために、出した本の反省会をして次の本へのモチベーションを上げていきましょう。もう若干忘れかけているけれども『はまぐりホテル』です。主花両片想い。

 

主花に限らず両片想いが本当に好きなんですよわたしは。

ジャイキリでも同じ構成の両片想い本(攻めと受けそれぞれの一人称で交互に話進めるやつ)出したことあるんですけど、やっぱり楽しかった~~両片想いはいい。

両片想いの肝は、お互いに「片想いだし告白なんてしても上手く行きっこない」とか「この想いが相手にバレたら今の関係が壊れる」と思い込んでて、読んでいる人が「お前ら両想いなのにもどかしいわ~~早く付き合えよ~~」って俯瞰でもだもだするところなんですけど、当たり前だけどこの「もどかしいもだもだ」を感じていただけなかったら、両片想いである意味がないんですよ。大事なのはもどかしさ。そう、MO・DO・KA・SHI・SA!!

でも結局登場人物の二人以外(つまり読者、と筆者)は両想いなの分かってる訳ですよ当然 つまりそのすれ違いをもだもだしながら楽しめるように、そしてイザ告白ないし相手も自分のこと好きかも!?って分かる(両片想いの「片」が取れる)場面に来たとき、一番カタルシスを感じられるようにしないと予定調和で終わってしまう気がするんですよ

前述の、前に出した両片想い本(もう4年も前だった すごい)のときには、とにかく辻褄を合わせるのに必死で…受け視点で「攻めの気持ちが見えず、もうこの恋を終わりにする覚悟を決めた」描写の後に、同じ場面で攻めが(受けからは分からなかったけど)本当はどんなことを考えていたのか、そして受けから一方的な拒絶を突きつけられて、片恋が破れたと感じてどうするのか……みたいな感じの、起承転結の「転」の部分が一番難航して、要は風呂敷のたたみ方に苦心した訳なんですけど、

今回の本だとその「転」の部分――本の内容で言えば、月森くんが陽介に告白しようとして陽介がそれを彼女ができた報告と勘違いして、悩んだ結果陽介から告って終わりにしようとするとこが、一番書いてて楽しかったですね。前苦労したところが今楽しめるっていうのは、曲がりなりにも成長しているということでいいのかな…?そうだといいなあ

片想いの葛藤書くの本当に好きなので、失恋したと勘違いしてそれぞれに落ち込む場面は書いててとても楽しかった 陽介は舞い上がりそうになった自分の愚かさを自虐してへこむし、月森くんは自分の汚らわしさに内罰的になるっていう二人の対比も自分で考えててんん…楽しい…ってなった…もだもださせるのが大好き だけど読んでくれた人がもだもだしてくださったかどうかは謎…

同人誌なんて趣味で出してるものなんだから自分が書いてて楽しきゃそれでいいのかもしれないけど、せっかく本なんていう形のあるもんにしてお金を出して買っていただくんだからそれなりに鑑賞に堪えるもんにしなきゃと思うし歴史と伝統ある名門カプ主花の名に恥じない話書きたいそれなりに…

あとは終わり方に苦労しましたね オチらしいオチがなく終わったけど、もう二人が付き合ってえちーしたらもうやることねーな!はいめでたし!了!みたいな感じでさっと終わらせてしまった今回

今回太陽コミュの松永綾音ちゃんをゲストに迎えた感じだったんですけど、わたしはペルソナ4のコミュがとても好きなので今後も主花を軸にゲストを迎えていきたい気持ちです 小沢さんも…いいよね… あとエビちゃんすごく好きなのでエビちゃんも是非書きたい

ところで本当にはまぐりって防音大丈夫なんですかね?なんかわたし最近喘ぎ声がうるさめになってきてて(多分オメガバースを書いた弊害なんだわ…自分でも分かる)、今回ちょっと陽介くんに風呂場であんあん言わせすぎてしまった気がするので、なんか隣の部屋とか…大丈夫だったかな…修学旅行で周りの部屋みんな同級生とかなのに…ってちょっと心配になった 元ラブホだし大丈夫かなさすがにそこは

今声を出しちゃいけない主花えっち話書いてるのでそれで少しこの傾向を修正していきたい

あとえろシーンについては、さすがにおなに書きすぎでしょ自分…って恥ずかしくなってきた 性癖が分かりやすすぎて自分で引く みんな呆れてるのでは?って気がする ついてきてください(小声)

なんか…えろがしつこくありませんか大丈夫ですか 本当に不安です あのね…こんなところで言うのもなんなんだけど穴に舌捻じ込むのも好きなんですよ…DKの初えっちでいきなりプレイが濃厚すぎませんかって自分でも思うんだけどなれそめばっかり書いてしまうから仕方ないんやなー 本当はつきあってください→はい→ハグ→ちゅー→(3か月後)初えっち くらいのペースでいってほしいんだけど、なれそめが書きたい気持ちとえっちをさせたい欲とが同居しているので仕方ないんだな~~ だってラブホで付き合って下さい→はい をしたんだから仕方ないじゃないか~~~

視点変更で陽介視点からすけべ行為が始まり、途中で月森くんに視点がバトンタッチして、さー!本番やで!と思ったら月森くんでえろ書くのが意外に難しくてな…逆のがむずいかと思ったけど意外だった

一人称だとたとえば「その慎ましく閉じた蕾を~」とか表現するのおかしいやん えっうちのDK詩人すぎ…?ってなるやん それだったら普通にちんことか言っててほしさあるやん あるねん

だから陽介くんより語彙豊富な月森くんのほうがえっち単語を豊富に遣えていいかなって思ったんだけどなんかむつかしかったんですね もはやなにがむつかしかったんだか忘れましたけれども(反省会失敗)

陽介くんが詩的表現全然なしで「もーすっごい、よくわかんねーけどとにかくすっごい気持ち良くて目の前がチカチカした」とか言っててもかわいいから、そういうの言わせるの興奮しましたよね(感想)読んでる人が興奮したかは知りませんけれどね…

 

とにかくおなぬが好きすぎてちょっと気持ち悪いおなぬ芸人になってきた気がするのでしばらく本ではおな禁にしたい(ゆらぎそうな決意)もしよかったらご感想を教えてください 無理にとはいいませぬが もしぬけてるもんになってたらいいなーと思いました 人の性癖を刺したい!

今回は平和な(?)主花ちゃんだったけど、多分次の本は平和じゃない主花ちゃんになるよ!モブ絡みとかでね…ダメな人は一旦さよならだ!また会いましょう…それでは