ペルソナ3をクリアしたので

クリアしたんですよ(無印)。

無印はとにかくAIが前時代的(日本的表現)なので結構苦労しましたが、やっぱりペルソナ3は是非ゲームで体験したかったし、ペルソナ4にハマるきっかけを作ってくれた友達のオススメがP3→P3Fルートだったのと、とにかく『全ての人の魂の戦い』をゲーム内で聴きたかったので頑張りました。

やはりあの曲はかっこいいですね。曲もさることながら、影時間の巨大な月をバックについにたどり着いたタルタロスの屋上で戦うシチュエーションにもシビれました。長くて面倒なラスボス戦だったが、楽しかった。曲の力は偉大。

ペルソナ4がすごくすきなんですが、ペルソナ3はシステムやタロットなどのアイコンが同じだけで全然別のゲームといわれる通り、内容がすごい重かったですね…正直世界観が重すぎて、キャラクター一人一人への自己投影は難しかったけど、みんなに思い入れが生まれました。そうか、こういう重い出来事を乗り越えてきた子たちなのね…。

 

間違ってたら申し訳ないんですけど、個人的な考察というか考察までできるか分からない疑問?みたいな個人的まとめです。

なんでこんなことをごちゃごちゃ考えだしてるのかというと、4と5に繋がる直接的なペルソナ世界線は3が起点だと勝手に思ってるからだよ!

・桐条グループの目的は何だったのか

美鶴さんのお祖父さんがトチ狂って破壊思想に取り込まれ、10年前の実験を行ったことにより影時間や象徴化という現象が生まれたことは分かったんだけど、では後のシリーズに続くペルソナ使いの生みの親も彼ということでいいのかどうか。

元々破壊思想を抱く前の彼(というか桐条)の目的は、集合的無意識を意図して操る=ペルソナ使いを産み出すことだったのかな。ニュクスの訪れを事前に察知していたから、それを倒すための存在としてペルソナ使いやアイギスのような兵器を研究・作成(≒ストレガちゃんの人体実験)していた?んだっけ?

それともニュクスは勝手に来たんだっけ。綾時くんがキタローくんと同一化したときアイギスと戦ってたのって、アイギスはニュクス(滅び)の訪れを未然に防ぐために桐条が開発したからだよね。そのエピソードと時を同じくして、桐条の実験事故があったのは何か繋がりがあるんだっけか??

・ストレガとSEESの違い

美鶴さんがペルソナ使いとして最初の適正者となったけど、実際薬で抑制しないといけないストレガに属する彼らと、自然発生したペルソナ能力者とはどこで差がついたのか?

美鶴さんの覚醒のきっかけはお父さんを守ろうとしたこと≒死を覚悟したことだってことは分かった。3の世界でペルソナ能力を得るためには、死に向き合う必要があるんだけど、美鶴さんの出来事によってその能力制御のシステムが発見されたので、あの召喚器を桐条が開発して、ペルソナを使いやすくしたってことかな?

タカヤくんとかは見た感じ美鶴さんより年上っぽいから、彼らの犠牲を払ってるときにはそのへんのシステムがまだ確立してなくて、試行錯誤の段階だったのかな。

ストレガの子たちはその過酷な運命のために終末思想みたいなものに取りつかれたけれども、その終末思想はある意味死と向き合うことに近いから、それで何とか力を得ることはできた…けど真実向き合ってることとは違うので力のバランスが取れない??ということなのか、それとも単純に根本的な素質の問題なのか…

(以降、無理矢理3と4の世界を地続きとして考えていきます)

・影時間とマヨナカテレビ

どちらも、0時を起点としている。

3の事件が終わって影時間がなくなった後も、シャドウがいる世界は集合的無意識として存在していて、そこに人がリンクしない(観測者がいない)だけ。けど確かに存在していて、八十稲羽でそこを繋げたのがイザナミみたいな?

テレビの中の世界に行っても象徴化は起きないけど、あれは3でいうところの風花ちゃんの事件みたいな感じで、ただ迷い込んでしまった扱いになってて、もし仮にペルソナ能力を得ずに戻ってきたら、行った記憶は失われ…て…ないな。最初に陽介と千枝ちゃんテレビの世界のこと覚えてんじゃん(破綻)

ナミママが言ってたけどマヨナカテレビは集合的無意識の世界を覗く窓のようなもの。それを見れるのが0時というので、マヨナカテレビは影時間の名残みたいなものかな?と思ったんですけどね。

オルフェウスイザナギ

どちらも、死んだ妻を求めて死者の国へ降りていき、見てはいけないものを見たことで妻を得られなかった。

オルフェウスは妻の死を受け入れる(死者をよみがえらせることはできないと知る)ことが3の「死と向き合う」というテーマに繋がってて、イザナギは妻の呪い(幾千の呪言)を引き受けて生(現実)と死(テレビの中)の世界とを分かち、新たな生命を産み出し続けることにした→ペルソナ4の「真実から目を逸らさない」というテーマと繋がる???言ってて訳わかんなくなってきた 全然考察文になっていない

 

3の世界では桐条グループの大人たちがペルソナ能力の存在を認識していて、その能力の活用について考えている様子がある(のちのシャドウワーカー?)けれども、4の世界では、少なくとも八十稲羽では、ナミママが虚ろの森(集合的無意識)を渡る力をペルソナ使いたちに授けた、ペルソナ能力は神からの授かりものみたいな感じになってる。堂島さんたち現場の警官は知らなかったけど、実は警察上部などはペルソナや集合的無意識異世界の存在をある程度認知しているはず(だって桐条が知ってる訳だもの)。それが数年後、5の世界に繋がっていく感じかしら。

5の世界ではシャドウワーカーって存在しているのかしら。美鶴さんたちは、恐らく5のときには20代後半くらいになっているんだろうけれども、怪盗団のことを新手のペルソナ使いだろうな、まー色々頑張ってるみたいだからほっとくか、こっちまで世間の明るみに引っ張り出されたら困るしなみたいな感じで静観していたのだろうか。

 

後半完全に妄想になってしまいましたが、とりあえず3をプレイしたので、PQ2を楽しみつくしたのちに、P3M(劇場版)を観てもういっぺん答え合わせをして、それからP4UU2やったりしながらどんどんペルソナシリーズにズブズブしていこうと思います。以上拙い長文をお読みいただきありがとうございました 全然違ったりしてたらすみません