日本のバンドのTシャツ

一日一更新、六十一日目。

昨日、バンドTばかり買ってしまう自分に嫌気が差したという話を書いた。実際にそうで、わたしの衣装ケースの一ボックスいっぱいに、バンドTが詰め込まれている。

昨日は洋楽のバンドラインナップを述べたが、もちろん日本のバンドのTシャツもある。しかし、圧倒的に海外のバンドのTシャツが多い。なぜか?もちろん、「服屋で売っているから」である。

日本のバンドのTシャツは、基本的にライブに行ったときの物販でしか買えない。通販もあるが、当然のごとくバンド公式が売っているものである。しかし海外の古いバンド(今も活動しているバンドも含め)のTシャツは、そのへんの服屋や古着屋で多数売っている。権利関係がどうなっているのかは、よく知らない。明らかに権利関係をクリアしていないだろうと思われるTシャツもかつてはたくさんあったし(ジャケットのパロディTとかね)、今でもその手の怪しいTシャツは、例えば中野ブロードウェイなどにまだまだたくさん売っている。そういう明らかにヤバいTシャツ屋さん(本来の意味で)は数あれど、そういうところでなくてもたとえばアローズとかビームスとかでもニルヴァーナのTシャツを普通に売っているが、かつてカート以外のメンバーとコートニーとの間で裁判沙汰になったという、ニルヴァーナの版権問題をクリアした品なのかどうかは、あのー、わたしには分かりません。その裁判も結局どっちの主張が通ったのだったっけな。すべてが曖昧なままである。

なんにせよ、海外のバンドTはよく売っているが、日本のバンドはそうではない。そのため、必然的に海外のバンドのTシャツばかり持っていることになる。

わたしが持っている日本のバンドTは、ロックフェスに行ったとき買ったものと、ワンマンライブに行ったときに買ったものだけしかなく、それも、一番たくさんライブに行っていた20代の頃に購入したものはことごとくボロボロになって処分してしまったため、直近10年分くらいしか保存できていない。

現存しているのは、小沢健二のライブTが大多数で、あとLUNA SEAが主催のロックフェス(ルナティックフェスト。最高でした)に行ったとき買ったフェスT、それとクリーピーナッツのR指定が友達から借りたブリッブリのアクセを身に着けている姿がどどーんと印刷された、クリピのTシャツ(というよりRさんのTシャツ)だけである。このR指定Tシャツには「ブリンブリン」と印字されており、目下大流行中の例の楽曲リリース前にもかかわらずなかなか先見の明溢れたTシャツと言えるが、それゆえに今着て歩くのはちと憚られる。

あ、それとペルソナライブに行ったとき買った(もらった)Tシャツもあるな。バンドTか?って感じだけど。

5月に行ったフェスJAPAN JAMでは、結束バンドのTシャツをワンチャン買いたいと思っていたのだが秒殺すぎてとても買えなかった。でもその後、時間をおいて物販閉まりかけの頃にまだ売れ残っていたバスケユニフォーム風のフェスタンクトップを買いました。その前にもサマーソニックに行ったとき買ったバスケユニがなかなか使い勝手が良かったため二枚目を購入した形だったのだが、よく考えてみたらサンボマスターのTシャツとか買えばよかったな…。いや買えばよかったな…ではない。昨日の記事のタイトルを思い出せ。これ以上バンドTは買わないと決めたばかりではないか。

とはいえ、もしライブに行く機会があったら、サカナクションとかもTシャツ欲しいですね。いや欲しいんかーい。f:id:akasakito15:20240911182452j:image