今更聞けない!Jリーグガイド・その2「DOGSO」

一日一更新、三十四日目。

昨日「書くことがない」みたいなことを口走っていたが、忘れてはならない。以前、「今更聞けない!Jリーグガイドその1」みたいな企画を走らせ、それが「その1」で止まってしまっていることを…。

いやわたしなどが偉そうに、「今更聞けない!」などと口走ったものの、聞けないことなどなにもないし、わたしが解説するまでもないのかなぁみたいな気がしてしまいましてね…(ごにょごにょ)

でもきっとこれは誰かにとって有益な記事であろうことを信じて、今日はDOGSO(ドグソ)の解説をします。と、意気込んでみたものの、DOGSOはそこそこ複雑であり誤ったことを吹き込んでもいけないので、分かりやすく説明されているページを紹介することにします。ブログの意義とは?

www.jleague.jp

このページにもあるように、DOGSOというのは「決定的な得点機会の阻止」のことです。試合を観ていて、たまに「え?今のプレーがレッドカード?相手に怪我をさせるような危険なプレーには見えなかったけど?判定厳しくない?」と思うことがありますが、そういう場合このルールが適用されていることが多い印象です。

わたし自身、ここ数年でこの単語を聞くことが増えたので、最近できた新ルールなのかな~と漠然と思ってたんですが、このサイトを読んで、昔からあるルールだったのがVAR(ビデオアシスタントレフェリー。ビデオ判定のこと)が導入されたことでより可視化されるようになったルールなんだなぁと気づけました。ちゃんと調べるの大事…。

ということは、ジャイキリ世界では未だVARは導入されていませんが(急に出てきたらビックリするよね)、DOGSO自体は存在しているのですね。

DOGSOというとよく名前が上がるのが元川崎の谷口選手ですが(上記のサイトでもサムネ扱いを受けていてかわいそう)、我々コンサドーレのサポーターの間で「谷口のDOGSO」といえば、忘れもしない2019年のルヴァンカップ決勝、2-2で迎えた延長前半の場面です。DOGSOをとられた場面としてあまりにも有名、かつDOGSOの適用がとても分かりやすい、かつ本当にドラマティックな決勝戦だったので、DOGSOのサンプルとして動画を置いておきます。

(DOGSOの場面は2:00頃から)

www.youtube.com

今見ても鳥肌が立ちますね…。

延長前半に当時川崎の大黒柱であった谷口選手が、札幌のチャナティップ選手(その後川崎に移籍しましたね)へのファールでDOGSOを取られまさかの退場。そして得たフリーキックを札幌の福森選手(現・横浜FC)が直接決めて2-3、札幌勝ち越し!…と喜んだのもつかの間、延長後半に札幌の天敵と名高い小林悠選手(札幌戦で必ずといっていいほど点を決める因縁のポンコツストライカー)が同点弾を放って3-3に追いつき、最終的にはPK戦の末に札幌は惜敗、川崎が念願のルヴァン杯獲得…という、たぶん50年後にも札幌サポはおばあちゃんまたあの話してる~をやっているであろう思い出深い試合です。まあ、50年後には札幌もたくさんタイトル獲得して、2019年の思い出をとっくに超えているでしょうけれどもね!

わたしにとってDOGSOといえばこの試合この場面なのですが、他サポの方でいいや!この場面の方が分かりやすいし有名だね!というDOGSOシーンをご存知の方もおられるかと思いますし、字で読むだけでなく動画を併せて見てみると分かりやすいのでいろいろ見てみるとよろしいのではないかと思います。誰に向かって言っているのかは分かりませんが。いいじゃないすか。元々誰に向けるでもなく書いている文章なのでね。

さて、そうこう言ううちに今日はJ1の中断明け初戦ですよ!

わたしはこのあと日産スタジアムに乗り込んで、対Fマリノス戦を観戦してきます。先だってお話した通り札幌は現在ぶっちぎり最下位街道驀進中ですが、過去例のない大量補強でムキムキにドーピングしましたので、ここから大暴れしてJ1を引っ搔き回してやる所存ですよ。うおー絶対残留!