一日一更新、五十三日目。
北海道から昨日帰ってきました。台風が過ぎたあとで晴れてはいたが湿度は相変わらず高くて、北海道の夏の過ごしやすさを痛感した。とはいえ、北海道の夏は一年のうちのほんの僅かなので、実際住むとなったら寒さは相当に厳しいのだろう。しかし、コンサドーレを応援する身としてはホーム住みは大変な憧れである。いつか一度は住んでみたいものだ。
前回の日記で「勝ちたい」と書いたが、その翌日に観戦した試合では札幌は見事川崎相手に勝利を収め、今季初の３連勝でついに念願の最下位脱出となった。しかし今季は下から３チームがＪ２降格となるため、まだまだ降格圏である。気を抜けない戦いは続くが、観に行った試合で勝利するというのは、本当に良いものだ。特に我々は普段アウェーの地に住んでいるため、ホームスタジアムの観戦で勝つというのは（数えてみたところ、なんと）2011年の対ＦＣ東京戦以来、実に13年ぶりの経験であった。可哀想じゃない？
前回の2011年Ｆ東戦は、J2からJ1への自動昇格が最終節の結果にかかっているという大一番だった。それゆえ、当日の札幌ドーム（現・大和ハウス プレミストドーム）は4万人近い集客となり、この記録はコンサドーレの歴史でも最多でまだ破られてはいない。
コンサの昇格を見届けるためにと急遽仕事の休みをとって北海道へと飛び、駆け付けた試合は２－１と札幌勝利でのＪ１昇格決定。祝い酒を浴び、ホテルの大浴場についている休憩所のテレビで夜のスポーツニュースをハシゴして、翌日はスポーツ新聞を買って…と、楽しい夜を過ごしたことを覚えている。
我々がホーム観戦で勝利を収めたのは、その時以来だった。
もちろんアウェー観戦で勝つことは何度もあったが、やはりホームでの勝利は格別である。夢見心地のままプレミストドーム内をうろうろし、イケメンマスコットのドーレくんさんにうちのサポぬいを撮影してもらったりもした。最高だ。
ドーレくんさんはうちのムーミンの頭もたくさんなでなでしてくれた。イケメンで、とても優しかった。ありがとうドーレくんさん！
その後、ホテル近くの串鳥（スポンサー様）で乾杯し、サッポロクラシック（スポンサー様）をたらふく飲んだ。隣の席もコンササポで、横浜から来たというその方たちとも勝利の喜びを分かち合った。そこかしこにコンサのユニフォームを着たサポがいて、お互い見かけると笑顔で喜びあう。ここはホームなんだなあと何度も噛みしめた。
翌日はレンタサイクルで円山動物公園へ行き、動物を眺めながらのんびり過ごした。札幌出身の夫は小学校の遠足で何度も来たのだと言うが、実際当日も近所の幼稚園生らしき子どもたちがたくさん来ていて、穏やかな時間が流れていた。
行く前は、札幌には何度も行っているし試合以外の時間をどう過ごそうかと思っていたものだが、実際行ってみるとなんやかや行ってみたい場所がたくさんあり、美味しいものもたくさんあり、３泊４日でももっと長く居たいと思える良い街であった。
またすぐにでも行きたいな、好きです札幌。
