ストリップ劇場の魅力

一日一更新、十二日目。

といっても、昨日は更新しなかったので一日途切れてしまいましたが。十一日間連続更新できたのはよかった。(ポジティブ)

昨日は、コンサの試合をテレビ観戦してからお出掛けしました。

初めてストリップを見てきましたよ。いいでしょ!ストリップ!

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以前から気になってたんですがお友達を誘ってとうとう観てきました。浅草ロック座。

名前はよく聞くけど、浅草のどのへんなのかなーと思ったら普通にめちゃくちゃ繁華街の中にあった。お隣は寄席で、こんな場所にストリップ劇場があったとは…と驚く。馴染みすぎていて全然気づきませんでしたね。何度も前を通ってたわ。

中は撮影禁止で、ステージのフロアはスマホ自体禁止になってる。隠し撮りの防止とかいろいろあるんだろう多分。

行ったのは夕方だったんですが、もう満席で立ち見もいました。一日4ステージくらいあって入れ替え制ではないので、一回目からいる常連さんで前の方の見やすい席はほとんど埋まってしまっていた。後ろの方の席だったけど、並びで取れてよかった。もう連席ないですーってスタッフの人が言ってたから、もしかしたらバラバラになっちゃうかもと心配したけどなんとか並んで観れた。

全部で1時間半くらいのステージで、踊り子さんが一人ずつメインで踊る演目がだいたい7種類くらいある感じ。それぞれの演目にはバックダンサーもいて、その人たちは基本脱がない。5人くらいで出てきて1曲目を踊り、2曲目に移るとメインの踊り子さんだけがステージに残り、服を脱いでいくというのがだいたいの流れのようでした。昨日のステージは全演目がミュージカルをモチーフにしているらしく、途中10分休憩の間に元ネタのミュージカルを解説する場面もあって有難かった。

たとえば、CAさんがテーマの演目だと、最初に航空会社のユニフォーム姿のダンサーさんたちと一緒に踊って、2曲目からCAさんの衣装を着た踊り子さんが舞台中央の花道(お立ち台?)で衣装を脱ぎ裸を見せつついろんなポーズを披露していく。花道の中央がメインの丸いお立ち台みたいになってて、そこは回転式のステージになってるから裸でアクロバティックなポーズをしたままぐるりと回って、いろんな角度から見せてくれるみたいな感じ。友達と話したんだけど、行く前にはポールがあるのかな?とか踊り子さん同士の絡みがあるのかな?と想像していたがそういうのはなかった。ロック座以外だとあるのだろうか?

普通すぎる感想なのだが、踊り子さんたちはみんなすごく綺麗だ。引き締まった身体をしていて、すごく柔らかい。うわーめっちゃ足上がるなーとかあのポーズキープするのつらそうだなーよくプルプルしないなーとか思って見ていた。

普段目にすることがない場所(※お察しください)とかもめちゃくちゃ見せてくれるので、いやーなかなか生でお目にかかることってないじゃないですか。仮に映像とか見るにしたって普通モザイクかかってますしね。だからこの機会にわーと思いながら拝見したんですけど、なんていうかあれですね。何人も連続で見ていると、不思議な感慨に囚われるものだ。女体って神々しいというかなんというか…意外に、というのかよくわからないが、興奮したりはあまりしない。わーすげーきれー、へーおもしれー、この人ほっそいなー、ちゃんと食べてるか心配になるなー、同じ女体なのに個人差めっちゃあるなー、この人美乳だなーみたいなことをぼーっと考えつつ、ニコニコしながら服を脱いでいくきれいなおねえさんを眺める会。おもしろかったです。

そしてこれも友達と話したのだが、不思議とお客さん同士の距離が近いというか、なんかお客さん同士仲良さげな雰囲気があった。幕間にロビーでお酒を飲んだりしながら恐らく常連さんたちと思しき男性たちが、和気あいあいと話している。課金バトルで競り合ったりしているような感じはあまりしない。もしかしたら色々あるのかもしれないが、なんかサウナの常連客同士みたいな気安さを感じた。あと女性客も多かったですね。女性は1000円安く入場できるし、ちょっとお得ですよ。

わたしたちがステージを観終わると、最終回を見るために詰めかけたお客さんが一斉に雪崩れ込んできていた。すごい人気なんだなストリップ。面白い世界でした。

ストリップ劇場は風営法の関係かもう新設というのは事実上不可能で、国内に今ある劇場を守っていくしかないらしい。ロック座は専門の方が舞台演出をやっているそうだが、渋谷などにある他の劇場は、基本的に踊り子さんがご自身で演出・演目などを決めているそうだ。機会があればぜひそちらも観に行ってみたいです。