新刊チラ裏『月を超えろ』
チラ裏の更新がかなり遅くなってしまった。
チラ裏っていう言葉もう死語だよね?けどたいへん便利な言葉なので、今後も使っていきたい
というわけで『月を超えろ』の反省文、振り返り文です。
マジで今回はただの反省文で言い訳なので、人から金とっといてそれはどうだよと思う人は以下読まないでください すみませんすみません
今回、本当は別のお話を書こうと思ってたんだけど、途中まで書いたもののそれがあまりにも難しくってですね…結構気合入れて取り組まないと終わらなさそうなので、2月アナコンのあとのようベル合わせで出すのはちょっと無理ってことになり、急きょ書き始めたのが今回の本だったので、本当に間に合わないかもって焦りました。
出せてよかったけど、内容的にはもっと練りたかったなあ。ちょっと突貫工事になってしまい申し訳ないです
前回の本では桂木くんがメイン張ってたので、今回はガッツリ主花にフォーカスしたかったのもあり、二人で旅に出てもらったんですけれども…
恋の始まり的なものを書くには、やはりスキルが足りていないというか、理想と現実の差が大きいなと思いました イヤ本当に反省文だな!!?
完全に言い訳になってしまう…ウッ お金出して買ってくださった本に言い訳とかしてる場合ではないのだが
書き始めた当初、なんならこの二人は完全に友情のままでラストまで行ってもいいかもしれへんなと思ってたんですね
サンプルに上げた部分、二人で宿に向かう途中で海水浴場の辺りに寄って、ってしてる辺りは、本当に純粋に仲のいい男の子同士が勢いで逃避行っぽいことをするだけの話にしようかなとか思ってて、
明け方近くにふと恋愛の予感めいたものが胸によぎるんだけど、結局それだけで終わって、年を取って振り返ったときにあああれは恋愛だったんだなって思うようなにおわせ方がしたいなとか夢を見ていたんだけど、そんなの難しかったので結局ほもとなった。
今回目指したかったのは『かわいい番長くんとかっこいい陽介くんの主花』でした。
序盤は見る人によっては逆CPっぽく見えるかもなと思いつつ、そういう二人を主花で書きたかったので…
でもホモセパートになった途端に番長くんは雄みを出してしまうのや 番長くんのえっち…
らぶらぶせっ的なものを書くのが苦手とゆう奇病を患っているので、途中ですごく不安になった これ楽しく読めるのだろうか??って 同じこと繰り返し書いてないかな みたいな
一人称で書くのは好きなんだけど、今回は陽介の感情の動きが読み取りにくかったなと反省しています
すごく都合のいい感じになってしまった。本当は序盤で陽介が番長くんへの想いを仄めかせるシーンが必要だったのだけど、友情のままいきたいという、書き始め当初の気持ちとそのへんがうまく折り合わずに着地点をロストした気がしてる…
そのへんの迷いは、番長くん側の恋愛感情の芽生えにも出てた
それならいっそ両片思いの二人にしてしまったほうが良かったな…って後から後悔している
番長くんの中には陽介を憎からず思う気持ちがあって、それが少しずつ膨らんで、気づいた瞬間爆発する、みたいのが書きたかったんだけど行きあたりばったりな感じがしちゃったなって反省してる
最後はふんわり終わりたかったんだけど、どうなんでしょうね うまくできたでしょうか
長くて幸福で少し哀しい一夜を名残惜しんで終わる…みたいな余韻を持たせたかったんだけど(こういう説明とか本当に蛇足感パない)
目指した地点に辿り着けた実感はあまりないです もっと精進します 毎度そればかり言ってる気するが
今回やっぱりプロット立てが甘かったんですよね~~~マジで言い訳ばっかりしてないで次は頑張ります…
タイトルは民生さんの曲からとりました
どういう題にしようかすげー迷いつつ書いてたら「今夜二人で~」って急に頭に流れだし、アッこの曲の歌詞ぴったりじゃんこれにしよ!って最後は即決という タイトルに迷ってるときって、最後の最後で運命的にこの曲ピッタリ!ってなることが多い気がする
しかし気に入ってるかどうかが見事に反映されるなこの日記…テンションの違いが半端ない…
全然気に入ってないというわけではないのですが、今回は急ぎ足な感じがアリアリ反映されてたので、なんていうか、題材自体は書きたかったものだっただけに、力不足を実感しました
人物の感情の動き、心の機微を繊細に、分かりやすく書けるようになりたいな~~~作者の都合が透けて見えるような話になっちゃった気がして、あらすじだけ見たらカッコいいんだけど中身がついていけてない…気が…
あーー言い訳ばっかりになってて嫌ですね!とりあえずここまで!
次は満足いくものが書けるよう頑張ります!