赤崎はイケメンか否か?アンケート結果とその分析結果について

赤崎イケメンアンケート(すごい字面)にご協力いただきありがとうございました。
正直なところ、全部で50くらい(ざっくり今のオンリーのサークル数前後)の回答が得られれば十分だと思って流したアンケートに思った以上の反響があり、驚きとともに「赤崎って有名なキャラだったんだ…」と改めて思い知った次第です。
少なくとも、これだけの人が赤崎について関心を持ってくださっていることが単純に嬉しい(わたしは赤崎の何なのかというツッコミはさておき)し、実際集計して得られた結果もとても興味深いものだったと思っております。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
では、最終的な結果を見てみましょう。
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アンケートを流して以降、どんどん伸びていく数字をずっと注視していたのですが(随時スクショを撮っておかなかったことを大変に後悔しつつ)、序盤は「イケメン」優勢、途中からほぼ横並びで推移し、徐々に「イケメンでない」が得票を伸ばしていったという印象でした。
それでも、結論としてほとんど差はなく常に拮抗していたと言って差支えないかなと考えております。
ここまで拮抗したアンケートもなかなかないのではないかと思ってしまうくらい、ほぼ横ばいのレース展開でした。
…と、いう状況を踏まえて、この結果をわたしなりに分析してみたいと思います。
(尚、あらかじめ断っておきますが、文責者は重度の赤崎モンスターペアレントで、過分に贔屓目が入ってしまうであろうことをご理解の上お読みいただければ幸いです)
結果を分析する前に、「イケメン」という言葉の意味と、今回のアンケートの目的について、再度確認しておきましょう。
まず、この「イケメン」という言葉がかなり広い意味を内包する単語であるという認識に立つ必要があると思います。
本来の用途で考えるならば、顔だけでなく容姿全体や髪型や服装、センス、更には性格など、全人的に見ていかないとイケメンであるかどうかは定義できないでしょうが、今回は「顔」だけに限定してアンケートを取っているので、奴の性格が生意気盛り真っ盛りであること等はひとまず脇に置いておきます。
では、「イケメン」というのはどんな顔を指すのか?
顔の造型がひとまず整っている、ということはまず第一条件であろうと思いますが、恐らく第一条件クリア以降の要素については、それぞれに評価が分かれていくことでしょう。
その上で、アンケートでは敢えて、
「イケメンだと思う」
「イケメンではないと思う」
…の二項目だけに絞って回答していただきましたが、実際はその間に、かなり細かな分類があったことだと思います。
もし、
「どちらかといえばイケメンだと思う」
「どちらかといえばイケメンではないと思う」
…などの項目が入っていたならば、恐らく言い切り型「イケメンである・ではない」の得票はかなり減っていたのではないでしょうか。
また、例えば、
「自分の好みだから、イケメンだと思う」
「自分の好みではないが、イケメンだと思う」
「自分の好みだが、イケメンではないと思う」
「自分の好みではないので、イケメンではないと思う」
…だとか、
「ジャイキリの作品内では、イケメンに描かれていると思う」
「ジャイキリの作品内では、イケメンに描かれていないと思う」
「サッカー選手としては、イケメンだと思う」
「サッカー選手としては、イケメンではないと思う」
「もし現実に赤崎がいたら、イケメンだと思う」
「もし現実に赤崎がいたら、イケメンではないと思う」
…だとか、細分化して評価していればまたそれぞれに違う結果が出たことでしょう。
そうしていれば、赤崎をイケメンであると思い込みたいわたしのようなモンスターペアレントにとっても、幸せな結果が得られたのかもしれ ません。
ですが、今回アンケートを断行した目的に立ち返りますと、
「わたしにとっては大変赤崎の顔面が好みだし現実に存在していたとしても必ず好きになるに違いないルックスなのは疑いようもない事実だが、世間的に見て実際赤崎の見た目ってイケメンの部類に入れて差支えないのだろうか」
ということだったわけですから、うだうだと中間項目でお茶を濁すよりも、潔くイケメンかそうでないかだけを訊いてみようじゃないかと、要はそういうことでございます。
前置きが長くなりました。
この前提を踏まえ、わたしなりに分析にした結論を発表します。
「赤崎遼は、好きな人は好きな類の顔であり、人によってはイケメンに見えるが、世にいう一般的なイケメン顔ではない」
…はい。なんとなく釈然としないというか、せっかくハッキリ二択にしたのになんだかモヤッとした感じの結論じゃねーのと思う気持ちはわかります。
ここから結論に至った根拠を述べていきますので、もう少しお付き合いください!
まず、「リツイート直後のツイートを表示するやつ」というツールを使って、アンケートをリツイートしている人たちがどういう思いでその項目に投票し、結果を見てどう思ったかをざっくりと確認しました。(鍵垢さんについては表示されません)
また、「赤崎」で検索して、アンケートを回答したと思われる方が赤崎についてどう思っているかについても確認しました。
(女性声優さんに関するツイートがかなり多かったですけれども)
ソースを明らかにする為には、本来アカウント名を伏せてツイートをそのまま記載するのが本来は正しいのかもしれませんが、そこはプライバシーに配慮し、ざっくりとしたまとめに留まらせていただきます。
それで見ていったとき、多かった意見としては、
・票数が拮抗しててすごい+笑った
・結果を見て(「イケメンではない」優勢)笑った
・えっイケメンじゃなかったの!?そんな馬鹿な!
・いやいや、イケメンな訳ないでしょ
…の、ざっくり4パターンでした。
ここから赤崎の顔についての世論を考察していくと、いくつかの仮説が提唱できます。
・「イケメンだと思う」に入れた人のうち、「イケメンだと信じて疑わない層(≒ガチ勢)」が少なからず存在する。
・「イケメンではないと思う」に入れた人のうち、「イケメンではないと信じて疑わない層」がかなり存在する。また、その数は上記「ガチ勢」を上回る。
・どちらに投票したか不明で、投票時に迷いがあったであろういわゆる「浮遊層」がかなり存在する。また、その数は上記「イケメンでないと信じて疑わない層」をかなり上回る。
・その浮遊層は、投票後、アンケート結果が拮抗していることについて、興味を抱いている(自分の心迷いが間違いでなかったという感触を得ている)。
・浮遊層は、もし「どちらかといえば~」の中間項目を設けていたら、恐らくは「どちらかといえばイケメンだと思う」に投票している。
・何はともあれ、400人近い人間が赤崎の顔面レベル(或いは 赤崎自身)に興味を持っている。
・投票しているのは(アイコン等の雰囲気や拡散の範囲から)ほとんどが女性で、男性の評価については不明である。
…以上が仮説になります。
ここに述べた仮説はほとんどが印象論に過ぎないという見方もありましょうが、少なくとも、これだけの反響と拮抗した結果から見て、赤崎がイケメンでないとはっきり言い切ることはできないのではないかと考えます。
例えばもし1:9で「イケメンではないと思う」だったとしたら、それは検討の余地なくイケメンじゃないと言い切るしかないでしょうが、単純な多数決で結論付けるにはあまりにも「イケメンだと思う」人の割合が大きすぎるのです。
今回の結論に至った仮説の中でも、議論の大きな焦点となるであろうポイントは、
・浮遊層は、もし「どちらかといえば~」の中間項目を設けていたら、恐らくは「どちらかといえばイケメンだと思う」に投票している。
だと思いますが、この仮説を立てるに至った根拠は、このアンケート結果に対して、驚きや笑いという反応が起きていることです。
ツイッターのアンケートは投票するまで結果が見れない仕様なので、投票したあとに、表示されたアンケート結果に対して「えっ」と驚いたり、「あはは赤崎ww」と笑ったりしているわけですよね?
その反応は、かなり五分に競り合っている中で少し「イケメンではない」の方がリードしているという結果を、少なくともその投票者が予想できていなかったことに起因すると考えたためです。
二択を前に、その投票者がどちらに入れたかは不明ですが、少なからずその結果に対して驚きがあり、それに対してコメントしたいという気持ちが起こっているということは、その投票者は「実際の結果とは違う予想をしていたのではないか」と考えられるのです。
では、ここまでの仮説をまとめてみましょう。
赤崎の顔が好きな人からすればイケメンであることを疑う余地がないが、
はっきりイケメンだと言い切ることができない人もまた多く、
また、全然イケメンだと思わない人も多く存在する
…というわけで、先程述べた結論を再度繰り返しますと、
「赤崎遼は、好きな人は好きな類の顔であり、人によってはイケメンに見えるが、世にいう一般的なイケメン顔ではない」
…となるわけです。
お分かりいただけましたでしょうか?
更に述べますと(ここからは赤崎が好きな人へ向けた、いわゆる蛇足になります)、
「赤崎の顔が熱狂的に好きな層が確実に存在しており、その人たちは赤崎の顔がイケメンであることに疑いを持っていない」
ということが発見できたのが今回の大きな収穫でした。
ジャイキリはいわゆる古参ジャンルというか、アニメ化などで隆盛を誇った時期を過ぎ、今は静かな農村ジャンルになっておりますけれども、以前ジャイキリが好きだった人たちは、ひとたびジャイキリの話が盛り上がれば、再びまたこのジャンルについて――或いは赤崎について――熱く、楽しく語り合い、好きだった気持ちを思い出してくれる…ジャンルを離れても、好きな気持ちに変わりはない……そういった事実を、改めて知ることができました。
そんな人たちは、ジャンルが違ってもやはり赤崎の顔が好きで、赤崎をイケメンだと迷いなく言い切ってくれるのです。
わたしたちは、一人ではないのです。多くの同志が存在するのです。
ビバ!赤崎!赤崎の顔は素敵!そう胸を張って言いましょう!
赤崎と、すべての赤崎好きさんに幸あれ!!
言いたいことは以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!