30巻にまつわる赤崎考

昨日焼肉を食いながら旦那に猛烈な勢いで赤崎の魅力について語ってたら、ドン引きされたんだけど火がついたんでチラ裏(という名のココ)に書いていきますね。

赤崎のことが好きなのは、目標に向かって努力していながらも、現実を見れる賢さを持ってるからです。

赤崎はすごい賢い子だなーとよく思う。石浜移籍回で、後藤さんに色々言ってるシーンが大好きだ。

30巻の腕上げ下げ運動のとこ(愛ゆえの表現)も、とってもかわいかったですね。

あのとき赤崎が言わんとしたことが、腕の上げ下げの可愛さに悶えすぎててちゃんと咀嚼できてなかったんだけど、

たまに思い返しては、ああなるほどなーと思います。

自分が書くときの姿勢でもそうなんだけど、

ちょっとうまくできた、と思ったり人に誉められたりすると多少自己評価が上がるんだけど、

駄目だーってなるとガッと下がる、で全然書けなくなったりまた駄目だろうってマイナス思考でスランプに陥ったりする、

その下がる位置が低すぎる≒自己評価が低すぎてアップダウンの差が激しい、てことなんだよなあと思って。

イヤ多分誰もが分かっていることなんでしょうけれど…!スギの言ってることの要約、というより、精神論をより具現化したんだなーって…

30巻を赤崎視点で読むと、多分だけどあの子あそこで言われてることほとんど全部分かってたんだと思うのね、ずっと

達海さんが持ってる思いや、訴えたいこと、チームがどう変わるべきかってことも

(過大評価しすぎかもですけど…)

「チームの考え方が甘ったれてる」みたいな言葉自体、言い方は違えど彼はシーズン序盤からずっと言ってるしね

(俺はあんたたちと違って本気で勝ちたいんだよ、中途半端な気持ちならよそ行ってくれとか)

杉江の話に乗っかる形で言い出したのも、多分赤崎はずっとそういう思いを持ってたからだと思う

赤崎は、キャラ紹介でも若さゆえのトゲを感じさせる云々とか言われてますけど、

若さの勢いだけで攻撃してるんじゃなくて、先生はちゃんと物事を判断できる子に描いてくれてると思うんだよね…

あ、でもシーズン序盤だったら相手・ところ構わず喚き散らしてたけど、最近は時と場合の判断ができるようになったかな

正しいことを言うにしても、タイミングというものがあるんだ、ってことについては学んだ感じしますね

でも彼まだ21よ?それでこれってしっかり者すぎない!?遼ちゃん老成してるよ…!

そんな赤崎くんが、30巻中一番グサリと来たのはジーノと椿についてでしょうね…自称ライバルのね…

椿の成長…ってくだりは、多分チームで一番椿を意識している(であろう)赤崎としては少々耳に痛い言葉だったんじゃないかなー。

あの横顔、どうなんでしょうね。「俺だって成長できてるやい」なのか、「椿と自分の明暗を分けているものは何だ?」なのか…

それから、ジーノの「王のように崇めてばかりで~」の下り。赤崎と夏木のカットインすごく印象的ですよね。

それぞれどう感じてたのかなー。夏木は不調の自覚アリアリの時期だけに余計…

いや…ちょっと待って下さい、もしかしてアレですね、今書いてて思いましたけど、

そのシーンにグサリときてるのは、もしや赤崎というか、わたしですね???こっからジノザキどうしよう、ってそういう思いですね???

なんか赤崎のミリョクを語ろうかなーと思って書いてたんだけど(いつも)、

気づいたら30巻における赤崎くん考察になっちゃいましたね。

なんとなくダラダラ書いちゃいましたけど、とりあえずこんなとこで…いつもながら思いつきのオチなし文章ですみません

こんなんで物書きの端くれって言えんのかYO!!SAY!YO!