記念すべき5周年:ファイアーエムブレム風花雪月の魅力

一日一更新、二十四日目。

さすがに一日一更新が板についてきた。明日は出掛ける予定があるので分からないが、できるだけ続けられるようコツコツやっていきたい。

二日分まとめて、というのは今のところ考えていない。あくまで一日一回、文章を書くという習慣づけを目的としているので。

今日は、2024年7月26日。ファイアーエムブレム風花雪月の発売5周年ということである。お祝いファンアートなどがたくさんタイムラインに流れてきます。まことにおめでたい。プレイ済の方ならご存知だろうがこのゲームにとって5周年というのは、特別な意味を持つ記念日である。

ファイアーエムブレムシリーズを初めて遊んだのが風花雪月で、これにハマってから他のナンバリングもいくつか遊んだ。エンゲージ、紋章の謎封印の剣烈火の剣ニンテンドーネットワークで遊べるソフトが中心ですが、どれも重厚な世界観とストーリーで面白かったです。ただ昔のソフトは難易度激高で、普通にプレイしてクリアするのはかなり難しいため、攻略サイトニンテンドーネットワークのリセット機能(コマ単位で巻き戻しがきく便利すぎるシステム)のお世話になりつつなんとかクリアした形である。「それではクリアしたと言えない」というご指摘も多かろうと思いますが、そうなんですよ。当時の難易度のまま、キャラロストせずにクリアできていた歴戦の猛者たちは本当にすごいと思う。尊敬する。わたしには無理です。

その点、最近出たばかりのゲームである「風花雪月」と「エンゲージ」には主人公固有のスキルとして「ターンをリセットする」機能がついているので、だいぶ遊びやすい。風花雪月のリセット機能は回数制限付きであったがエンゲージは回数無制限なため、敵ユニットにぐるりと四方を囲まれ攻めまくられているという「こんな状態で入れる保険があるんですか?」的状況でもなんとか挽回することができる。

風花雪月は、最初は学園ものとしてスタートする。

傭兵稼業をしていた主人公が、ある村に滞在中、近所にある大修道院併設学校で学ぶ学生たちを盗賊から助けたことでその腕を見込まれ、教師として学生たちの指導にあたることになる。それぞれ出自の異なる3学級のうち1つを担任し1年間を過ごすが、卒業間近という時期になって突然事件が発生し、巻き込まれた主人公は行方知れずに。

5年後、主人公が長い眠りから目を覚ますと学校のあった大修道院は壊滅しており、大陸は三つ巴の戦争状態にあった。担任した学級の生徒たちは、自国のため、かつての学友である他国の者たちと戦うことになる。主人公は教え子たちを指揮し、この戦争を生き抜くことができるだろうか?

…みたいなのが、風花雪月のあらすじです。

つまりこのゲームでは、学級別に少なくとも3つのルート・エンディングがある。どこかの学級を選ぶと他の学級とは敵対することになるのだが、それぞれ抱えるお国事情が違うためストーリーを辿るうちに「あっちの国はどうしてこの時こんな状況になってたんだろう?」と疑問が湧くようになっており、ひとつのルートをクリアしたら必ず次のルートをやりたくなる→少なくとも3周は必ずする(※本当は4周)という仕様である。

それぞれにのっぴきならぬ事情があり戦争が勃発するのであるが、戦争になれば当然のように、かつての学友と殺し合いをすることになる。

生まれた家庭の事情で。選んだ職業のために。密かに秘めた信念に従い…。それぞれがそれぞれの理由で戦地に身を投じて、かつて共に学んだ地で血を流し合う。なんでこんな(ひどい)シナリオ書けるの…?と思うようなゲームだが、それゆえにものすごくドラマチックで面白い。

基本的には各学級の生徒をプレイアブルユニットとして指揮することになるのだが、他学級の生徒も仲良くなってスカウトし自軍に加えることができる。するとどうなるかというと、そのスカウトしたキャラは、「生まれ育った自国の仲間たちと対立する国の軍勢として戦うことになる」わけです。幼馴染みや親友と矛を交えることになり、旧友を手にかける哀しさを見ることができる…地獄みてえな話ですが、そういうのが好きなオタクにとってはたまらないゲームなのである。

あと、戦争を生き抜いたあとのエンディングでは、「後日談」という形でキャラ同士の結婚イベント、添い遂げエンドを見ることもできる。キャラ数が多いだけに無数の組み合わせがあり、たとえ4周しても全然すべてのイベントを見終えることはできない。わたしはDLC併せて4周しましたが、また遊びたいな…とまだまだ思っています。

まじですごく面白いゲームなので、未プレイの方ぜひ。

5周年という記念すべきタイミングでハマれるのハッピーですよ!

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