備忘録

携帯の未送信メールが結構たまってて、邪魔だから送る予定ないやつ消しとこうと思って掘り出してたら、なんか熱い文章が出てきた。

ちょっと恥ずかしい内容だが、なかなか真剣に書いたようなので、忘れないようにこちらに転載しとこう。

遠くに引っ越す友達の送別会を企画・幹事した、今帰り道。

子どもができて、育てるために九州に帰るということだから、たぶんもう東京方面に戻ってくることはなくて、会おうと思って会えないことはないけど、今までのように気軽に会うことはできないし、近くに住んでいても子どもできたら時間取れないのに離れたらなお、と思ったら、やらずにおれなかった。

自分より仲良しの人はいて、その人たちが本当は幹事にふさわしかったかもしれないけど、ついしゃしゃりでた。

しゃしゃりでたことを結構後悔したけど、終わったらやっぱりやって良かったと思う。

酔っ払ってるときにあんまり日記的なものを残すとあとで後悔するからやらないようにしようと思ってたんだけど、今書かないと忘れそうな大事なことを思ったので、ここに書いておく。

若いとき、たくさん悩んで、友達に相談したりして、みっともないところを見せたりしても、割と相談されたほうはみっともなかった部分を忘れて、悩みを打ち明けてくれるくらい自分に心を許してくれてたってことだけを覚えてくれてるんだと知った。

大人になると、友達にあまり相談しなくなる。

お互い大人だと思うと、格好悪いとこを見せたくないと思うらしい。

友達には相談してほしいのに、自分は相談しないで解決しようとする。

いや、相談したいほど悩まないというか、相談したとしても、他人に話せるレベルまで濾過されたことを酒のさかなに話すとか、そんな感じかな。

本当の悩みは家族には話しても、友達には話さなくなるのかなと思った。

距離以上に、友達に話すことを恥ずかしいと思うようになったかもしれない。

悩みは若い頃と同じように、いつもあるのに。

友達が、若く恥ずかしい頃を共にした戦友みたいな感じになる。

でも、どうせ、みんな頼られた!っていう嬉しい部分以外の細かいことを忘れてしまうんなら、悩んでることを今ももっと言えばいいんだ。きっと。

楽しいことも、悩んだことも、その友達が好きだったら、全部最終的には楽しかった思い出になるんだ。