一日一更新、三十六日目。
地震は怖いが、あまりナーバスにならずできる備えをしていきたい。
今日からRTA in Japanが始まりますね！我が家では毎回とても楽しみにしている、お盆と年末に開催されているイベントです。
RTAというのはリアルタイムアタックの略で（海外ではスピードランとも）、テレビゲームの早解きをすることである。ゲーム内でカウントしているクリアタイムではなく、現実のストップウォッチでロード時間やステージ選択などの時間も含めてカウントするから「リアルタイム」のアタックなのである。バグ技の使用がありかなしとか、全部のステージボスをスキップせずに倒すとか、いろんな部門がある。RTA in Japanでは、あらゆるゲームのRTA競技者（走者と呼びます）が、会場で（深夜帯や海外勢などは家からオンラインで）１週間にわたってその技を披露する。
走者たちがゲームプレイに使う技は、そのゲームのRTAをやったことがある人でないと理解できないような、普通に遊んでいたのではお目に掛かれないものも多い。ぼーっと見ているだけだと何がなんだか分からないうちにゲームが終わってしまう。なので、走者の隣にはだいたい解説者が座っていて、今チャレンジしようとしているのはどんな技なのか、それを成功させることによってどんな効果があるのか（〇秒のタイム短縮になる等）を分かりやすく説明してくれる。走者もすごいが、この解説もすごい。解説が上手い人の話はそのゲームをやったことがなくても分かりやすく面白いし、なんなら解説者自身もスピードランランキング上位者だったりして、走者と解説のやりとりを聞いているだけでも楽しい。
７日間のRTA in Japan会期中、自分がやったことのあるゲーム／知っているゲームはごく僅かしかない。それでもこのイベントを見ていて楽しいのは、出場しているのがめちゃくちゃ「そのゲームが好きすぎる人たち」ばかりだからである。好きすぎるあまり、何度もクリアするだけでは飽き足らず、世界一速くそのゲームをクリアしたくなってしまった哀しきモンスターたちなのである。目隠しをして、ゲーム内の効果音やゲーム機のロード音だけでタイムアタックをしたり、独自の計算式を用いてチャート最適化の解を出そうとする猛者がいたりする。
何を言っているか俺にも分からねえ。
とにかくそんなRTAのイベントが今日から、ということが言いたかった。楽しみです。Twichというアプリで無料で見れますし、視聴者のコメントも楽しいのでぜひ。投げ銭と、協賛企業・無敵時間さんの商品購入で国境なき医師団に寄付ができます。
